地方の歴史資料館に勤務しています

私の職場は地方の歴史資料館です。郷土史に関連する資料を展示する施設ですが、年間2万5千人くらいの方が来館されるので、この種の資料館としてみればそこそこの規模なのかなぁといったところでしょうか。そこで事務系の仕事をしています。

 

国立や県立の大きな博物館であれば、管理部門、学芸部門、事務部門とそれぞれ専門的な職員が配置され、各部門の仕事を専門的に行っていると思いますが、私の勤務するような地方の資料館では、勤務する職員数も、予算も比較にならないほど少ないのが現状ですので、一人で何役もこなさなければなりません。私自身も基本的には経理の仕事を主にすることにはなっていますが、予算もないので施設の修繕や周辺の草刈りなどの学校の用務員さん的な仕事もしています。

 

また、本来であれば学芸員の資格を持つ専門家がいるべき施設なのですが、そういった職員は配置されておらず、資格はないけどそこそこ郷土史には詳しいというような職員が数人いて、企画展の構想や常設展示の構成などを考えています。もちろんその中に私も加わって展示計画を相談しながら決めてもいます。実際に資料を展示する段階になれば私も参加して展示しますし、資料の寄付があれば写真を撮り、その資料の背景などを調査し、台帳などに記録していく仕事などもしています。

 

設備的な面や予算的なもの、資料の質と数では大規模な博物館には遠く及びませんが、個人の仕事量は格段に私たち地方のしがない資料館の職員の方が勝っていると思います。仕事にかける情熱だけは負けないように頑張っているところです。