薬剤師として働いていました

調剤薬局で薬剤師として13年ほど勤務していました。

 

薬剤師になるには薬剤師国家試験に合格しなくてはいけなくてその勉強がとても大変でした。大学時代は人生で一番勉強をした時期だと思います。その反面、就職活動は調剤薬局やドラッグストアならすぐに決まるので楽でした。実際私も1社しか受けていません。

 

全国に店舗を持つ大手の調剤薬局に13年勤務しました。学生時代も薬については勉強しますが、実際に働いてみるとわからないことも多く薬の名前を覚えるのがとても大変でした。新人時代は患者さんに薬について聞かれても説明できないこともありました。

 

調剤薬局の仕事は主に薬の調剤、投薬ですがそのほかにも在庫の管理や一般医薬品の販売などもあります。処方箋はまれにですが間違っていることもあります。同じ作用の薬が重複して出されていたり、小児の薬だと量が多すぎたりすることもありました。

 

特に小児の薬は量を間違えると大変なことになります。それを最終的に確認するのが薬剤師なので責任重大な仕事だと思います。

 

私の配属された店舗は大きな店舗で処方箋枚数も多く、とても忙しかったです。特に花粉症やインフルエンザの時期は終電で帰宅することもありました。また、立ち仕事なので腰に痛みが出てきて辛かったです。給料面では他の職種に比べて良かったと思います。ボーナスも年2回きちんともらえ、残業手当も出るので不満はなかったです。

 

女性が多い職場なので産休育休、時短勤務もしやすく働きやすい職場でした。

製薬会社の医薬情報担当者とは名ばかりの営業職

製薬業界に30年近く在籍し、いわゆる医薬情報担当者として20年位、在職しましたが、実態は営業職で、建前と本音のギャップに悩む多くの社員を見て来ました。リクルート情報の担当者の体験記では、医薬品の正しい有効性、副作用を医薬品卸担当者や医師に伝達し、処方薬の効果、副作用情報を収集するのが主な業務であると強調されます。

 

確かに、そういう業務もありますが、大半の業務はライバル医薬品との差別化を強調し、接待やノベルテイ商品で医師の処方をお願いし、卸には会社のキャンペーンでアローワンスという販促手数料を余分に支払って売り上げを図るのです。それでも業界の倫理コードが出来てからは接待、金品の贈与などは自粛され会社の利益率は向上しましたが、現場の営業マンは、少ない経費で売り込みを行わなければならず、精神的重圧は大きいです。

 

しかも大きい病院は患者の眼もあり、医師との面会をさせないように訪問時間や訪問場所の制約を厳しくし、今や、ネット、メールでの医師とのコンタクトが多くなり、営業マンの存在意義まで薄れつつあります。

 

全国に何百名とか1000名規模の営業マンを抱えていた大会社にもリストラの嵐が吹いています。しかも厚労省の方針で、後発品の売上が多くなり、新薬も薬価引き下げで、余程、特徴のある薬でないと医師や患者に受け入れられず、市場での寿命も短くなっており、薬九層倍と言われた高い利益率の時代は遥、昔の時代になりつつあります。